RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

アネックス展2019-創生と技巧-@ポーラ ミュージアム アネックス 2019年3月31日(日)

前期は”捨象と共感”だったけど
後期はこのタイトル。

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会期は~4月14日(日)まで。


やはり四名の作品が展示され、
『木村恒介』のそれは、ああこれね、と
直ぐに記憶が甦る。

二枚の写真を細く裁断し編み上げることで
一枚に収斂させている。

異なった側面が同衾する不可思議な表現。


『川久保ジョイ』の作品は、キャプションを読んで初めてその意図が判る。

本来であれば対の写真の一方だけを展示し、本来存在するもう片方を想起させるとの仕掛け。


今回一番笑ったのが『柳井信乃』。

胸に「Foreigner」と書かれたTシャツを着た彼女が
各国の各所で装着したヘッドホンからの音楽に合わせ
やや調子のずれた歌を謳う。

此処での「Foreigner」=「よそ者」の意だろうし、
歌は彼女の居る場所への揶揄のようにも取れる。

かなりお馬鹿さんな表現も、個人的にはとっても好きだ。