一般の入場料は800円だが招待券を頂いた。
たぶんこのようなことがなければ降り立つことのない【芦花公園】。
東京での暮らしも随分と長いけれど、初めて改札を出た駅の一つだね。
花見目当ての人が多いのか駅周辺はなかなかの賑わい。

会期は~3月31日(日)が最終日。
それもあってか会場内は大変な混雑。
客層はほぼほぼ女性で、子供連れの比率も高い。
男性の姿はあまり見かけず。
男性の姿はあまり見かけず。
しかし件の子供達も、その仕掛けや
お母さんからの「可愛いでしょ」の声に助けられ、最初こそ
気合が入っているものの、ほどなく「帰ろうよ」と言いだす。
お母さんからの「可愛いでしょ」の声に助けられ、最初こそ
気合が入っているものの、ほどなく「帰ろうよ」と言いだす。
だって彼女の作品の根底に潜むのは
耽美や薄気味の悪さだもん。
耽美や薄気味の悪さだもん。
お子達はそれを敏感に感じとるんじゃない?と
思ったり。
思ったり。
しかし、ペンを使って描かれた精細な画風と
モチーフの多くは個人的にはとっても好きな部類。
モチーフの多くは個人的にはとっても好きな部類。
更に先に挙げた薄気味悪さは、ホラー映画を扱った作品のパートで頂点に。
直近だと〔ヘレディタリー/継承〕を素材にしたものとか。
部屋の番号「237」や床に置かれた斧などなどと、
ご本人の嗜好がモロに現れている。
ご本人の嗜好がモロに現れている。
そんな中でも異色を放っていたのは
学生時代に描かれた作品のコーナーで、
立ち止まる人もおらず、空き空きの空間。
学生時代に描かれた作品のコーナーで、
立ち止まる人もおらず、空き空きの空間。
しかしここでも、『シーレ』のようにごつごつとした感触での表現が
かなり好みだったりする。
かなり好みだったりする。