SENSE OF MOTION＠スパイラルガーデン 2016年11月12日（土）

副題が二つ冠されている。

一つは「NSK100周年記念展示イベント」。
「ＮＳＫ」はベアリングの製造を主な生業とする「日本精工株式会社」とのコト。

もう一つは「あたらしい動きの展覧会」。

そんなバリバリ製造業の会社が
何故にアートとのコラボ、と思うけど
これが見事に融合している。

出展数は六と少ないが、何れも楽しいので
会場内は多くの来場者で溢れている。

とは言うもののやはり
最近流行のセンシングやＡＲ/ＶＲとの相性は良いようで
特に前者を使った『Rhizomatiks Research』の〔Slide〕は
仕掛けも動きも大きく参加している感溢れる
インスタレーションになっている。

『エマニュエル・ムホー』の〔混色〕は
花をモチーフにした無数の風車が
天井から床まで、しかもアトリウムをぐるっと囲み
それが一斉にざわざわと回り出す。

紅葉した山が動き出す様でも
一面の花々が揺れ出す様でもあり壮観。

もう、お子様達も大喜び。

会期は11月20日（日）まで。