「若手女性作家グループ展シリーズ」と銘打たれている。
そういえば、昨年も同時期に近似の内容で訪問していた記憶。
今回は『大小島真木/川越ゆりえ/笹岡由梨子』 の三名。
何れも記憶にはないものの、過去の記録を辿ると
なにがしかの作品を目にしているみたい。
なにがしかの作品を目にしているみたい。
小さい頃によく、手を使った影絵で、色んな動物を表現した記憶。
それと類似して、自分の身体で文物を描写。
やはり生き物を、手を使用して代替しているのだが
観ていると次第に脱力感に襲われるほどのチープさ。
観ていると次第に脱力感に襲われるほどのチープさ。
でも掴んでいる世界観は深淵。
『大小島真木』が造り出した鯨が、【アトリウム】の中をゆらりと揺蕩う。
大きさはほぼ実物大。
厚みこそはないものの、前面から観た時の質感は十分。
しかし敢えて裏に回ってみることで、ミクストメディア作品に書き込まれた
メッセージを読むことができる。
メッセージを読むことができる。
勿論『川越ゆりえ』が造形した怪しい形の虫たちを観るにつけ、
自己の心の中に在る弱い部分や負の側面がちくちくと刺激され
思わず足を速めたりもするのだが。
自己の心の中に在る弱い部分や負の側面がちくちくと刺激され
思わず足を速めたりもするのだが。
会期は~7月23日(火)まで