RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

まきちゃんぐ「パンドラ」リリースワンマン@代官山LOOP 2015年1月21日(水)

ニューアルバムを購入し、
事前に予習をした上で来場するよ~に、と
ツィッター上でお達しがあったにも関わらず、
現時点でも(まだ)未購入。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ~~~~いと、
平身低頭しながら【旧山手通り】の坂を登る。
ただでさえ駅から遠いのに、当日は冷たい雨もぱらつき
雪になったら下るのに難渋するなあと思いながら。

イメージ 1


定刻から五分ほど遅れて入場が始まる。

ドリンク代も600円に値上がり、
消費税の馬鹿と、独りごちる。


会場内の椅子席は全て埋まり、後ろの方では立ち見も。
ひいふうみと数えれば百を軽く超えている勘定。
結構なことだな。


十五分押しで先ずはバンドのメンバーが
次いで『まきちゃんぐ』が登場し、
いつも通り、すんなりと唄の世界に入って行く。


〔パンドラ〕の全曲と、旧曲を混ぜながら
アンコールも入れて二十弱。

終了が21:25だったので、
二時間ちょっとのステージ。


フルバンドあり、ピアノの弾き語りあり、
アコースティックギターをバックの歌唱ありと
形態もバラエティに富んでいる。

中途、自身がエレキギターを抱え、
曲前のトークでは何故にピアノに乗り換えたのかの件をひとくさり。


それにしても〔パンドラ〕からの曲は
各々のアレンジが極端に異なり面白い。

七十年代シティポップ風あり、カリプソ風ありで
聴いていて飽きない。

ミニピアノやピアニカも持ち込み、
音の変化も楽しい。

そして、話題の〔そうじゃろ〕。
確かにこの歌詞は泣ける。
東京に住む地方出身者は田舎に対してなにかしらの想いがある訳で、
それをあくまでも岡山弁ではあるけれど嫋やかに表現し琴線に触れる。
ついうるっとしそうになった。


〔あの丘へ行こう〕や〔貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで〕のノリの良い曲もはさみ、
都度都度のトークは例によって楽しい。

選曲も含めて、かなり満足度高かった。
そして、これが一番大事なコト、声がストレートに出ていた。


終了後、外に出れば
空気は冷たいながらも雨は上がっていた。