封切り十六日目。
席数97の【SCREEN1】は満員。
高齢の来場者が目立つのは
前作からの信奉者が多い証しだろうか。
前作からの信奉者が多い証しだろうか。
実は自分は〔ブレードランナー〕を試写会で観ている。
それは関係者やマスコミ・プレス向けを除けば
一般向けの初回で、事前情報もほぼほぼ無いような時代だったから
観終わったあと、正直、かなり狐に抓まれた様な
感想を持ったことを記憶している。
一般向けの初回で、事前情報もほぼほぼ無いような時代だったから
観終わったあと、正直、かなり狐に抓まれた様な
感想を持ったことを記憶している。
その後、劇場で二回観て
次第に思いは変わって行くのだが、
初見の時の違和感はいまだに記憶の隅に引っ掛かっている。
次第に思いは変わって行くのだが、
初見の時の違和感はいまだに記憶の隅に引っ掛かっている。
そして本作。
なまじ二ヶ月前に、あの〔エイリアン:コヴェナント〕を観てしまったものだから、
また自己満的な、作らなくても良い様な作品を撮ったんじゃないかとの事前の心配は
まるっきりの杞憂。
また自己満的な、作らなくても良い様な作品を撮ったんじゃないかとの事前の心配は
まるっきりの杞憂。
物語の発端となる「奇跡」については
早々に見当が付いてしまうものの、
その後の伏線の解き明かし方が、見事の一言に尽き、
丁寧に観ていれば、予想できたハズの結末に対峙した時には
やられたね、と素直に脱帽。
早々に見当が付いてしまうものの、
その後の伏線の解き明かし方が、見事の一言に尽き、
丁寧に観ていれば、予想できたハズの結末に対峙した時には
やられたね、と素直に脱帽。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆☆。
技術の面でも、複数の驚きが。
特に「ボディダブル」を使って『レイチェル』を再現したことには
もう仰け反ってしまった。
もう仰け反ってしまった。
どれほどの労力が掛っているかは判らないけれど、
とことん凄い。
とことん凄い。