一般の入場料は800円だが
招待券を頂いた。
招待券を頂いた。
そしておそらく、そうでなければ
来なかったであろう展覧会。
来なかったであろう展覧会。
ただ自分にとって正直意外だったのは
場内はそこそこの来場者で賑わっていることで
しかも女性の客が多い。
場内はそこそこの来場者で賑わっていることで
しかも女性の客が多い。
こういったファン層なのだなと
認識を新たにするとともに、
そ~言えば、この人の展覧会、
各地でかなりの回数開催されていたことを思い出す。
認識を新たにするとともに、
そ~言えば、この人の展覧会、
各地でかなりの回数開催されていたことを思い出す。
人気物件な訳だ。
八十年代も終り頃か。
特徴ありまくりのタッチに
職場でアリそうなネタを盛り込みながら
時にシュール、また時にはオチになってない描写に
首を傾げたりしながら、それなりに楽しんでいたことを記憶している。
職場でアリそうなネタを盛り込みながら
時にシュール、また時にはオチになってない描写に
首を傾げたりしながら、それなりに楽しんでいたことを記憶している。
最初の頃は必ず目を通していたのに
何時の頃からだろう
ぷっつりと読むのを止めてしまった。
何時の頃からだろう
ぷっつりと読むのを止めてしまった。
翻って本展、一階は彼の過去の画業を回顧するもの。
テーマ設定にもよるんだろうけど、
元々本歌の存在する、一種パロディに近い作品が並んでおり、
モチーフは独自なのに、
よくまぁ、これだけ借景できたねと、その方面での才能にも関心する。
元々本歌の存在する、一種パロディに近い作品が並んでおり、
モチーフは独自なのに、
よくまぁ、これだけ借景できたねと、その方面での才能にも関心する。
で、二階がいよいよ主題である「回転」。
多くのモノが回転台の上に乗せられ
くるくると回っている中で、
ひときわ刺激的なキャプションが付けられた〔ヤカン〕が鎮座し
回転-静止を繰り返している。
くるくると回っている中で、
ひときわ刺激的なキャプションが付けられた〔ヤカン〕が鎮座し
回転-静止を繰り返している。
曰く、回転することで元々の用からは離れ
芸術化する、と。
芸術化する、と。
日常の場面で「ヤカン」が回転している場面なんか
お目にかからないし。
お目にかからないし。
本展ではありとあらゆるモノが回っている。
中には、あらこんな処に在るものも、と
気付くケースもあるし、
普通では静止しているモノが回転していることで
違った意味の可笑しさを持ってしまうケースもある。
気付くケースもあるし、
普通では静止しているモノが回転していることで
違った意味の可笑しさを持ってしまうケースもある。
都度都度笑いながら歩を進め、
かなり脱力しながらも
そこそこの満足感を得てしまった。
かなり脱力しながらも
そこそこの満足感を得てしまった。
会期は~9月4 日(日) まで。