既に終了した展覧会。
自分の訪問日が最終日。
天候に恵まれ、比較的涼しく、
そして先に挙げた要件で、館内の入りはかなりのもの。
「アブストラクト・アート」=「抽象芸術」とのことで
”もっと魅せます!板橋の前衛絵画”なるタイトルも付されている。
展示数は八十強。
「館蔵品展」とのこともあり、
既見の作品も多い。
とは言え「特集展示」のコーナーは
当然、新たな見応え。
『吉沢岩美』の特集と新収蔵作品から構成され、
とりわけ前者の作品群から受ける印象は
本展のテーマからはやや外れているよう。
全展示を総覧した時に、
端正な表現が、却って破となる面白さ。