メインタイトルの前後には
「区制施行90周年記念」「館蔵品展」「池袋モンパルナスから板橋へ」
との文言が付されている。
今回対象となった三人の画家の名前と共に、
特に「池袋モンパルナス」は
よくよく目にする呼称。
頻度高く使われるということは
並んでいる作品もかなりを既にして目にしているのと同義で。
そんな中で今回、
新たに得た知識が二つ。
一つは『寺田政明』の息子が
俳優の『寺田農』であること。
リーフレットに掲載されている写真を見ると、
なるほど二人は似ている。
もう一つは、戦前~戦中~戦後を生きた三人の回顧の言葉。
特に戦中にそれについては、
ナチスの芸術に対するのと同様の行為を
日本の国もしていたこと。
近代芸術を退廃芸術として迫害した愚行と、
まるっきり同じ行為をしていたとは・・・・。
戦争が人を狂わせるのか、
それともそうした指導者達が率いたことが悲劇なのか
どちらかは判らないけれど。
会期は~6月5日(日)まで。