「近代日本芸術の100年」とのタイトルが付され
今回で五回目。
入り口で先ず検温、次いで手指の消毒、
更には入館カードへの記入を求められる。
氏名/住所/電話番号/メールアドレスなども、
記入内容を点検されるわけではない。
展示会場の入り口が大きく開かれているのは毎度のコト。
入場者数も少ないので、三密は避けられている。
画/書/彫塑と十点ほどが並ぶ。
『西山翠嶂』の〔牛買い〕にすっと目が吸い寄せられる。
三日月の出る波打ち際を、成牛と二頭の子牛を引いた老爺が進む。
「買い」とは書かれているけれど、競り市に売りに行く様子にも見える。
良い子牛は高値で買われ大事に育てられブランド牛になる。
母子であれば今生の別れになるのだが・・・・。
会期は~8月10日(月)まで。