「明日の日本画を求めて」との副題が冠されているが、
それはさておき「受賞作品選抜」だけあって
クオリティの高い作品が並んでいる。
計十一名の作品の中では、
『田中武』の〔裏側(十六恥漢図シリーズ)〕がエロくて
かなり好き(笑)。
「十六羅漢」を本歌としているハズなので
残りの十六画はどんな表現になっているのだろう。
『財田祥悟』の〔かさねがさね〕も。
精細な描写とぺったりとした表現が同衾している
とっても好み。
或いは『浅葉雅子』の〔落葉〕は
カラフルでポップな描きっぷりも、
しっかりと日本の秋を感じさせる。
残り八名の作品、何れもココロ惹かれるものがあり、
順に個展を開催してくれれば良いのに、と思う。
会期は~11月28日(日)まで。