元々、海外からの来館者が多いイメージの標題施設だけど、
昨今の情勢を反映してか、自分が訪問時に来場者は疎ら。
それとも映像主体の展示内容のせいかしら。
【一階】には平面と映像作品、
【地階】には立体と映像作品。
その何れもが、魚や蟹等の在来生物をモチーフに据えながら
展開の方向性がかなり特異。
「カンブリア爆発」で突如現れたような、
想定外のぬるぬるもにゅもにゅぬぐねぐねとした生物の数々。
止まっている分にはいいけれど、縦横に動き回る映像は
観ていると正直かなりキモイ。
もっともそれこそが作者の眼目なのだろう。
画面に見入っていると頭がくらくらしそうだし、
サイケな色調はトリップの一歩手前かも。
会期は~3月16日(月)まで。