RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

異動辞令は音楽隊!@TOHOシネマズ日比谷 2022年8月28日(日)

封切り三日目。 席数120の【SCREEN8】はほぼほぼ満席。 けして「貴種」とは言えないけれど、これも一つの「流離譚」。 実績はあるものの、捜査現場で傍若無人に振る舞い過ぎた刑事が、それを咎められ、左遷の憂き目に遭う。 流される先は、180°畑違い…

NOPE/ノープ@109シネマズ川崎 2022年8月27日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは五割ほど。 『ジョーダン・ピール』の新作は、どうレビューを書いてもほぼほぼネタバレになってしまうので、ココは開き直り、一種の{バスターズ}モノとのっけから言いきってしまう。 とは言えその対象が…

アキラとあきら@109シネマズ川崎 2022年8月27日(土)

封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは六割ほど。 珍しく、原作既読。 なので映画化の報に接した時に、例えば「集英社文庫」であれば上巻:382ページ、下巻:335ページの長編を、どのように二時間程度の尺に納めるのか、自分なりにおこがましく…

サバカン SABAKAN@TOHOシネマズ川崎 2022年8月20日(土)

封切り二日目。 席数335の【SCREEN6】の入りは三割ほど。 あることをきっかけに過去の記憶が蘇えり、それを元にした小説をモノするのは『マルセル・プルースト』の〔失われた時を求めて〕に代表される仕掛け。 もう一つ、今は売れなくなってしまい家族に…

バイオレンスアクション@109シネマズ川崎 2022年8月20日(土)

封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 本作のフライヤーには「ふわふわヒットガール」なる惹句が書かれているが、「ヒットガール」=『ミンディ・マクレイディ』であり、《キック・アス(2013年)》で彼女を演じた当時十三歳の『クロエ…

MOMENT to LAST@ヒルサイドフォーラム 2022年8月12日(金)

【ヒルサイドテラスF棟】で~8月21日(日)まで開催。 その言によると、日本と中華圏の若手人気アーティストの作品約50点を展示とのこと。 そう言えば、作家の名前を見て行っても、全てが記憶にないもの。 更にプロフィールを確認すると、過去に目にしているも…

富田菜摘個展@Bunkamura Gallery 2022年8月12日(金)

「Wonder Village」とのサブタイトルが冠されている通り、ギャラリー内は大小の動物達で溢れ返っている。 基本、即売も兼ねた展示会なので、プライス表示はされており、安価なものは3.3万円、高いものでも十数万円強ほど。 とりわけ、壁を這っているトカ…

TANG タング@109シネマズ川崎 2022年8月11日(木)

本日初日。 席数172の【シアター4】の入りは八割ほど。 監督の『三木孝浩』は原作ありモノ、とりわけ少女漫画を底本にした映画化についてはそつなくこなす、所謂「職人」の印象。 直近ではやや異種な、《夏への扉 -キミのいる未来へ-》のようにSFの名作…

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」@写大ギャラリー 2022年8月6日(土)

会期は~8月6日(土)なので本日が最終日。 そしてポスターにもあしらわれているこの一枚を見る度に、心が苦しくなる。 被写体は写真家の妻となる女性『クリスティーネ・ゲスラー(Christine Gössler)』。弾むような笑顔が印象的。 「第一章 1978.2-1981.11」…

野口哲哉「this is not a samurai」@ポーラ ミュージアム アネックス 2022年8月6日(土)

標題館では既にしてお馴染み『野口哲哉』の展覧会。 館内、写真撮影可なので、写メを撮りまくる人で溢れている。特に女性に多い印象。 今回も数多の鎧兜の武者が、ある者は疲れ果て、またある者は物欲を表に出し可笑しみを伴いながらも存在する。 おそらく、…

十一面観音坐像@東京長浜観音堂 2022年8月6日(土)

第二期の会期は8月2日(火)~31日(水)。 展示されているのは「十一面観音坐像」を中心に計五体で何れも小さな像。 件の像だけは、他の四体よりも大きく造られてはいるものの、それでも30㎝ほどの高さか。 慈愛と凛々しさが併存するお顔は惚れ惚れとする…

『REFLECTION』@UNPEL GALLERY 2022年8月6日(土)

京都芸術大学美術工芸学科日本画コース在籍の教員二名による展覧会。 ”画心展”Selectionと書かれており、当該展は「佐藤美術館」でも開催されていた。 二名は『出口雄樹/岩泉慧』だが、前者の描く「骸骨」は過去に観た記憶があるもの。 硬質感から…

金魚解禁 日本橋@日本橋三越本店 2022年8月6日(土)

「三越伊勢丹」も随分と粋な催しをするものだ。 【本館7階 催物会場】で開催中なのは『深堀隆介』の無料の展覧会。 勿論、会場内は金魚が溢れている。 嬉しいコトに撮影不可なので、映える写メだけを撮りに来る人々はおらず、それでもそこそこの入り。 とり…

植田正治写真展@FUJIFILM SQUARE 2022年7月18日(月)

『植田正治』の名前を聞いただけで、つい食指が動いてしまう。 【写真歴史博物館】での展示は”べス単写真帖 白い風”とのタイトル。 氏は2000年まで存命だったので、それまでに随分の写真を撮り、作風も都度変わって行ったのだろう。 今回の展示は1981年に刊…

1640日の家族@チネチッタ川崎 2022年7月31日(日)

封切り三日目。 席数191の【CINE10】の入りは二割ほど。 物語の舞台はフランスであり、「里親」の制度や考え方は違っていても『是枝裕和』だったらどのように撮ったかを考えずにはいられない。 彼の好きそうな、家族のしかも血の繋がらない関係性をどのよ…

子ども時代の遊びとおもちゃ@新宿歴史博物館 2022年7月24日(日)

やあやあこれはなんとも、懐かしいおもちゃの数々だ。 勿論、生まれていない、或いは幼過ぎて記憶にない、はたまた自分の住んでいた地方ではそのような風習のないものもあるけれど。 総じてはタイトルにある「記憶の底にある宝物」の通り、リアルに思い出と…