本日初日。
席数138の【CINE3】の入りは七割ほど。
なので「R18+」のレイティングがきっちり付き、
その場面見たさの目をぎらぎらと光らせたおぢさん達で館内は占拠されていると思いきや、
若めのカップル、ちょっと歳の行った夫婦、お独り様の女性、と
客層は多様で、正直、驚いてしまう。
その場面見たさの目をぎらぎらと光らせたおぢさん達で館内は占拠されていると思いきや、
若めのカップル、ちょっと歳の行った夫婦、お独り様の女性、と
客層は多様で、正直、驚いてしまう。
まぁこれも時代なんだろうね。
結婚を目前にした『直子(瀧内公美)』が、
式に参加するために帰省した『賢治(柄本佑)』に
「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」と声を掛けたことから、
焼け木杭には火が付いた様に、式迄の五日間をさかりのついた猫よろしく
ひたすら食べて、セックスをしまくる二人。
式に参加するために帰省した『賢治(柄本佑)』に
「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」と声を掛けたことから、
焼け木杭には火が付いた様に、式迄の五日間をさかりのついた猫よろしく
ひたすら食べて、セックスをしまくる二人。
それは時を選ばず、えっ、こんな処で!?と驚く場所でもコトに及ぶ。
もっともこの二人は、思春期にも馴染みであり、
東京でも同じように暮らしていたことがおいおい語られる。
東京でも同じように暮らしていたことがおいおい語られる。
また会話の端々から、思わぬ関係性も明らかになり、
性愛に耽溺する理由も、僅かながらに理解される。
性愛に耽溺する理由も、僅かながらに理解される。
男女の交わりは、短い死と生の繰り返しであり、
中途挿入される「亡者踊り」の情景も
それを指し示しているのだろう。
中途挿入される「亡者踊り」の情景も
それを指し示しているのだろう。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
ロマンポルノから始まって脚本は多いもののも、
監督作はまだ三本の少なさ。
監督作はまだ三本の少なさ。
今後の作品にも期待は大。