RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2019@iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 2019年6月2日(日)

今年も”SSFS”の季節がやって来た。

さて、何回行けるだろうか?

初っ端は「supported by 赤十字」の
〔戦争と生きる力 プログラム2〕で七本の上映。


①息子を待つ母(Empty View)
~胸が締め付けられるアニメーション。こんな悲しい出来事が世界から早く一掃されれば良いのに。

②もうひとつのエンディング(Alternative Ending)

③架空の銃弾(Imaginary Bullets)
~同じ仕草をするのでも、背景にこもる悪意と善意の違いが驚く結果を呼ぶ。
子供を主人公に据えた物語りながら、主体はかなりダーク。

コマンドー 1944(Kommando 1944)
~第二次大戦下の米国での日系人の扱いについての一本。知識としては持っていても
改めて映像化して見せられると忸怩たるものがある。

⑤イン ラブ(InLove)
~ほのぼのとした中盤とは異なり、エンディングはかなりミゼラブル。

⑥ディクトーヴェン(Dictoven)
~主人公の独裁者の造形が『ヒトラー』のようでも『サダム・フセイン』のようでもある。

⑦終点(Final Stop)
自爆テロの実行者は、死後理想の国へ行けると因果を含められるかもしれないが、
じゃあ巻き込まれた方はどうなるのよ?ましてや同胞がその場に居たとしたら。
そう気づいた時に人はどんな判断を下すのか。


いじめや国家間の紛争も規模は違えど根っこは一緒。

相手を思いやる心があれば、世界は少しだけ
生き易く変わって行くだろうとのメッセージ。