”司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代”
とのサブタイトル。
『司馬遼太郎』の小説は実は一冊とて読んだことがなく、
一方〔街道をゆく〕については興味のある数冊を所有。
また「朝日新聞社」が2005年に刊行した週刊「朝日ビジュアルシリーズ」も
何冊かを購入。
本展は『司馬遼太郎』が嘗て辿った土地をイマイマ訪れ
写真に収めた記録の開帳。
勿論、往時からは随分と時間が経っているので
以前のそのままではないにしろ、
不思議と時間が止まったような、或いは原風景と称しても良いような、
郷愁を帯びた作品の数々。
写真家の視点や切り取り方、または場所の選択が
往時を偲ばせる妙薬となっているのだろう。
会期は~11月20日(水)まで。