RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

MOMATコレクション@東京国立近代美術館 2017年5月7日(日)

本日第一日曜で無料の日。
一般の入場料は430円も
今月27日からは500円に改定される旨の告知がある。

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本展の会期は~5月21日(日)まで

併催の”茶碗の中の宇宙”からの流れもあるのか
場内はかなりの混雑になっている。

もっとも、殆どの人は足早に
さっと見て回る程度の向き合いだけれど。


会期半ばで展示替えがあったので、
本日の鑑賞は「後期」のそれ。


先の企画展との連動だろう
『長次郎』の〔黒樂茶碗 万代〕
『樂吉左衞門』の〔焼貫黒樂茶碗 老鴞〕が並んでいる。


【9室】の写真は『植田正治』によるもの。
お馴染み〔砂丘〕のシーリーズでも未見の作品が数点。


【10室】では『鏑木清方』『伊東深水』『上村松園
美人がたっぷりと並ぶ。
同じように女性を描いていても、これだけ印象が違うものだねぇ。

そして何時ものことだが、このスペースは照明が落とされ、
ちょっと暗めの空間にココロが落ち着く感じがする。


常と同じように、何度も観ている作品はさらっと、
それ以外はたっぷりと時間を掛け
メリハリを付けながら拝見する。

現代の作品も良いけれど、やはり折にふれ
戻って来るべき場所だなと思う。