一般の入場料は500円だが
招待券を頂いた。
同館での通常の展示に比べ
色紙によるそれが格段に多い印象。
もっとも
『
上村松園』によるものがあり
少し離れて『上
村松篁』の作品も並べられ、
行き来しながら、親子の表現の違いを確認する楽しさもある。
色紙と言う小さな世界であっても
画家毎の即妙さは垣間見え
例えば『中村大三郎』による十二カ月図は
月々の象徴が衣裳や背景にさりげなく取り込まれ
判じ物を見ている様な面白さもある。
入って直ぐの場所には
『
上村松園』が五点並べられ、
うち三点は雑誌の挿絵として描かれたものらしいが、
それでもね、特に『加賀之千代女』と題された一点には
思わずにんまりさせられる。
会期は~7月17日(月)まで。