「髙橋春人の仕事」との副題も併せて、
作者が昭和期に描いたポスターの展覧会。
作者が昭和期に描いたポスターの展覧会。
会期は~5月7日(日)まで。
作者の業績を一覧できる流れになってはいるものの
やはり公共系のポスターが多いのは場所柄のご愛敬か。
やはり公共系のポスターが多いのは場所柄のご愛敬か。
幾つかの作品、例えば「赤い羽根の共同募金」のそれなどは
制作年からいえば間違いなく見ているはずだけど
とんと記憶になかったりする。
制作年からいえば間違いなく見ているはずだけど
とんと記憶になかったりする。
それでも、世相と言うか、時代を再認識させられ、
勿論、自分が居たその時には
そうは感じなかったけど、今からすれば
かなり驚かされる表現も多い。
勿論、自分が居たその時には
そうは感じなかったけど、今からすれば
かなり驚かされる表現も多い。
或いは書かれている文言がふるっていて、
「行楽には乗物や広場をきれいに!」とか
「電車は三人掛けが当たり前」とか
「(買物ゴミを捨てないよう)マイバックを持参しよう」とか。
「行楽には乗物や広場をきれいに!」とか
「電車は三人掛けが当たり前」とか
「(買物ゴミを捨てないよう)マイバックを持参しよう」とか。
制作年代は何れも昭和三十年の中頃。
大正末~戦前に生まれた世代が大人になった時分。
大正末~戦前に生まれた世代が大人になった時分。
書かれてる、ってことは、そうはなっていない事実の裏返しだから、
イマドキの若者はって眉をひそめる世代も
必ずしもそんなに立派じゃなかったとの証左?
イマドキの若者はって眉をひそめる世代も
必ずしもそんなに立派じゃなかったとの証左?
日本人のモラルって、昔も今も
あまり変わってないんじゃない?
あまり変わってないんじゃない?