封切り二週目。
席数88の【SCREEN8】の入りは満員の盛況。
冒頭から、直情型の『カーク船長(クリス・パイン)』が懊悩しているシーンに驚き、
『スポック(ザカリー・クイント)』も反理性的な問題に悩んでいるコトが明かされ、
何れもメンターとして頼られるのは船医の『マッコイ(カール・アーバン)』。
『スポック(ザカリー・クイント)』も反理性的な問題に悩んでいるコトが明かされ、
何れもメンターとして頼られるのは船医の『マッコイ(カール・アーバン)』。
本作はこのトリオの頼り頼られ、そしてチームワークが発揮される一本。
新たな登場人物も配され新鮮味も加わってはいるけれど、
『宇宙大作戦』で八十話近くあり、
『スタートレック』では六作、
『新スタートレック』で四作、
本シリーズでもはや三作目だから、ぼちぼちネタが無くなって来たんじゃないの?
との思いもつのる。
『宇宙大作戦』で八十話近くあり、
『スタートレック』では六作、
『新スタートレック』で四作、
本シリーズでもはや三作目だから、ぼちぼちネタが無くなって来たんじゃないの?
との思いもつのる。
前作では『ベネディクト・カンバーバッチ』と言う得難いキャラクターで、同じ宇宙船に乗るクルーへの愛が溢れる。
本作でも『カーク』から、或いは敵方からも、同様の思いは語られるんだけど、
どうにもそれが軽く感じられて・・・・。
本作でも『カーク』から、或いは敵方からも、同様の思いは語られるんだけど、
どうにもそれが軽く感じられて・・・・。
そしてまた、ネタの観点からも、鍵となる二つの仕掛けがどちらも既視感ありまくり。
一つは日本の有名なヒーローものだし、もう一つは続編も作られる
米国の有名なSF大作。
米国の有名なSF大作。
なんだかな~、と、思ってしまう。
それでも、『カーク』の父親のエピソードが引きずり出されたりと
次作への布石も十分で、まだまだ引っ張る意欲は満々なのだな。
次作への布石も十分で、まだまだ引っ張る意欲は満々なのだな。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
〔イントゥ・ダークネス〕での人間ドラマよりも
今回はアクションの側面を強く出し、脚本の骨格はやや弱いものの
肩の力を抜いて、しかし握り拳には力がこもる作品に仕上がっている。
今回はアクションの側面を強く出し、脚本の骨格はやや弱いものの
肩の力を抜いて、しかし握り拳には力がこもる作品に仕上がっている。
頭を空っぽにして楽しめる二時間強。