封切り三週目。
席数72と小さめの【シアター10】の入りは満員の盛況。
そう『ガッキー』。
「ポッキー」のTV-CMの印象は鮮烈で、
当時18歳の、あのむちゃくちゃ可愛い女の子が
こんなに大きくなって等身大の女性を演じるなんて。
「ポッキー」のTV-CMの印象は鮮烈で、
当時18歳の、あのむちゃくちゃ可愛い女の子が
こんなに大きくなって等身大の女性を演じるなんて。
それだけでもうおぢさん達の心臓は、ぎゅっと
鷲掴みにされちゃうだろう。
鷲掴みにされちゃうだろう。
なぜなら本作の主要な登場人物達は揃いも揃って不幸の影を背負っている。
自閉症の兄がいるために、自分のしたいことができないでいる『桑原サトル(下田翔大)』。
しかし、この三人に共通するあるコトが揃った時に、
それは小さいかもしれないけれど奇跡が起きる。
それは小さいかもしれないけれど奇跡が起きる。
この伏線の張り方も、比較的良くできている。
それどころかシーン毎に背景や歌い手が変わるため、
観ている側は、複数回重ねられても、ついうるるっと来てしまう。
観ている側は、複数回重ねられても、ついうるるっと来てしまう。
元々が名曲であるのに加え、使い方が上手いからで
ここまで来ると至芸。
ここまで来ると至芸。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆★。
それにしても本作での『ガッキー』の演技は
前作の〔トワイライト ささらさや〕に比べると長足の進歩がある。
前作の〔トワイライト ささらさや〕に比べると長足の進歩がある。
アップの場面での、妙に強気になったり、無表情になったり、
時としておどおどした表情を見せたり。
時としておどおどした表情を見せたり。
それらが、何の違和感も無く、一人の中にあって当然の様に表現される。
一皮剥けた感アリ。
一皮剥けた感アリ。