会期は明日が最終日。
の、割りには、館内は空き空きで、
出展者の知人らしい人以外の客は過少。
出展者の知人らしい人以外の客は過少。
それが理由か、並んでいる作品は大作が多く、
3~5階の全てを贅沢に使い、広いスペースに悠々と並んでいる。
3~5階の全てを贅沢に使い、広いスペースに悠々と並んでいる。
そんな中で、すげ~、と
思った二点。
思った二点。
『大畠諒子』の〔女の音〕と
『宮本万智』の〔familia〕。
『宮本万智』の〔familia〕。
特に前者は5.4×1.8mの長大な画面には全裸の女性。
しかも、首の下から、膝の上までが大写しになっているので
その迫力たるや、相当のモノ。
しかも、首の下から、膝の上までが大写しになっているので
その迫力たるや、相当のモノ。
おっきなおっぱいがど~んとすえられ、
観ている自分は、ちっちゃなおぢさんになった気がする。
観ている自分は、ちっちゃなおぢさんになった気がする。
後者も相当に濃ゆい作品。
4.5m丈の立体は、幾重ものウエディングドレスを纏っている。
しかしそれらは、薄汚れ焦げて穴が空き、とても純白とは言えない。
しかしそれらは、薄汚れ焦げて穴が空き、とても純白とは言えない。
正面に回れば、スリットのように割れた隙間から
緋色の物体が除く。
緋色の物体が除く。
どうやら襦袢や下帯をベースに造り込んでいるようだが、
それらは人間の内臓のようにも見え、
血腥ささえ感じさせる。
それらは人間の内臓のようにも見え、
血腥ささえ感じさせる。
どうしようもない血脈の縛りを思わざるをえない。
う~ぞくぞくする。
う~ぞくぞくする。
それ以外にも、チカラのこもった作品が多く、
思わぬ収穫だったかも。
思わぬ収穫だったかも。