【写真歴史博物館】での展示。
写真展そのもののタイトルは
”第一部「パリ郊外~城壁の外側~」”。
”第二部「“永遠の3秒”の原点」”は
今月末から予定されているよう。
モノクロームの写真三十点ほどが並び、
撮られた年代を確認すれば
驚きは隠せない。
第二次大戦前~中~直後が多くを占め、
が、そこには戦火の影がほとんど見られない
(僅かに二枚が、残骸に子供の姿)。
パリは燃えはしなかったが、
普段と(ほとんど)変わらぬように見える庶民の姿が
とらえられている。
女性は買い物に行き、
子供たちは遊び、
男たちはスポーツに興じる。
戦時下でありながら、
あまりの普通さは
どこから来るのだろう。
会期は~10月30日(水)まで。