恒例の”素描展”。
先週の展覧会とは異なり、事前予約は不要も、
会場内は三三五五の来場者。
検温をし手指を消毒し入場する。
計十八名の作品が並び、
毎度のことながら、そのデッサン力の高さには驚嘆。
まぁ素人に褒められても嬉しくは無かろうし、
我々が写メを撮るように、気になったものを写し取る習い性になっているのだろう。
日常を瞬く間に、紙の上に落とし込む技術は
日々の精進が背景にあることは違いなくとも
羨ましくはある。
その中でも『古山結』の一連の作品は、
他とは趣向が違っている。
水彩でささっと描かれた記号の様にも見えるが、
付されたタイトルも併せると
独特のリズム感と外郭が浮かび上がって来る。
そのまま一つのシリーズとして観ても良いような。
会期は~7月5日(月)まで。