RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

小さいながらもたしかなこと@東京都写真美術館 2019年1月2日(水)

無料開放されているもう一つの催し。

ちなみに一般の入場料は700円。

サブタイトルは「日本の新進作家 vol.15」。
このシリーズは折にふれて拝見しているけど、
セレクションがなかなか凝っていて毎度毎度楽しませてくれる。

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入り口近くに並んでいる『森栄喜』の作品は
どうやら「家族」をテーマにしたもの。

そして作品全体が赤くプリントされているのも特徴的。

ヒュー・ヘフナー』が「PLAYBOY」誌のピンナップを
「もっと赤くしろ」と言ったとか言わないとか聞いたことがあるけれど、
赤には扇情的な意味合いがあるかも。

写されている「家族」のカタチは様々。
未だ未婚の状態も含まれ、或いはLGBTの人達も含まれるよう。

全てひっくるめて、イマイマの多様性ってことで。


『細倉真弓』の作品の舞台はどうやら「川崎」。

自分的にはそこそこ馴染みの有る土地も
此処に写っている諸々とは相当の距離感がある印象。

工場地帯や川っぺり、或いはキケンな雰囲気を漂わせる男性達に
ゴスロリ女子、または風俗地帯に居る女性。

それもこれも全て呑み込んで「川崎」なのだね、たぶん。


計五名の作品群は何れもエッヂが立って面白い。