RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

若手女性作家グループ展@スパイラルガーデン 2018年8月4日(日)

正式なタイトルは”Ascending Art Annual Vol.2 まつり、まつる”。
更には「シリーズ」との文言も見えることから
今後も継続される催しと思われ。

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計四名の出展の中では入り口付近に在る
『市原えつこ』の作品がかなり衝撃的。

怪しげな3Dのお面を装着した「Pepper」がお経の様なものを唱えている。

キャプションを読めば、故人と四十九日の間を濃密に過ごせる仕掛けとか。

う~ん、ちょっと薄気味悪いかも。

その横に置かれている〔秋葉原なまはげ〕も併せて、
お母さんに抱っこされ寄って来たお嬢ちゃんが
「こわい、こわい」と今にも泣き出しそうだったし。


『スクリプカリウ落合安奈』の作品には、ああそうかも、と
思わされる。

一枚のポートレイトを角度を違えて二枚重ね、
あたかもその人が父・母からの遺伝者であることを
見せる試み。


『桝本佳子』の作品は「INAX」で二回ほど観ている。

宮川香山』ほどの超絶技巧ではないけれど、
その着想と表現は変わらず素晴らしい。