RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

志乃ちゃんは自分の名前が言えない@新宿武蔵野館 2018年8月1日(水)

封切り三週目。

席数86の【スクリーン3】は満員。


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『志乃』ちゃんは自分の名前が言えない。

『志乃』ちゃんは名前だけじゃなく、発語する度に吃音になってしまう。

どうして『志乃』ちゃんがそうなってしまったのか、本人には判らない、
親も判らない、お医者さんにもよく判らない、先生は勿論判らない。
家族と話している分には大丈夫なのに・・・・。

『志乃』ちゃんはきちんと喋ろうと何回も練習をする。
でもいざ本番になるとやはりできない。

『志乃』ちゃんは気が急けば急くほど余計に酷く言葉がつっかえてしまう。

そんな『志乃』ちゃんを同級生は嗤う。


でも『志乃』ちゃんにもふとしたことから友達ができる。

そして『志乃』ちゃんは歌に限ってはスムースに口から出ることが判る。

が、好事魔多し、順風満帆に行かないところが
『志乃』ちゃんにはツキが無い。


ただ『志乃』ちゃんはそのままでは終わらない。

たぶん今までの『志乃』ちゃんとは違った反応をする。

直ぐには『志乃』ちゃんは何も変わらないかもしれない。

でも観る人達は『志乃』ちゃんが強くなる姿を予見する。


評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。


コミックを映像化することの是非。

単純なボーイ・ミーツ・ガールではない
捻りの効いた本作の様な一本を多く望む。

アイドルを使った売らんかなの作品にはもう辟易。