席数157の【SCREEN1】の入りは八割ほど。
まさにうってつけの一本ってことか。
(映画の中から)王女様が飛び出し
すったもんだが起きるのは、先に挙げた作品と同様。
すったもんだが起きるのは、先に挙げた作品と同様。
「繰り返し繰り返し同じことを演じる」とか「(スクリーンの)向こう側から常に見ていた」
等の科白からもそれは明らか。
等の科白からもそれは明らか。
そしてまた、役者として飛び出したのではなく、
映画中の人物として出て来たのも特徴的。
映画中の人物として出て来たのも特徴的。
なので彼女は、あくまでも王女様然として振る舞う。
また、スクリーンから現実の世界に出た後も
彼女の見掛けが白黒のままなのも仕掛けの一つ。
彼女の見掛けが白黒のままなのも仕掛けの一つ。
これが幾つものエピソードに繋がって行く。
彼女が巻き起こす騒動の後に、恋愛映画になって行くのは
ほぼほぼ想定通り。
ほぼほぼ想定通り。
抱える秘密とやらも早々に明らかにされるので
以降はあまり期待もせずに漫然と観ていると、
その後に繰り広げられるのは、まさに驚愕の展開。
以降はあまり期待もせずに漫然と観ていると、
その後に繰り広げられるのは、まさに驚愕の展開。
突如として純愛映画に変換して行く。
あまりのコトに呆気にとられながらも、
この一連の描写については会場内に嗚咽を巻き起こす。
この一連の描写については会場内に嗚咽を巻き起こす。
しかし後で反芻すれば、
伏線はちゃんと張られており、心の片隅に引っ掛かる科白は
確かにあったのだ。気付かないものだなぁ。
伏線はちゃんと張られており、心の片隅に引っ掛かる科白は
確かにあったのだ。気付かないものだなぁ。
それにしても、こんなに純粋な愛のカタチの表現が
嘗て有っただろうか。
嘗て有っただろうか。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
撮影所や映画館でのシーンが大半を占めていることからも判る様に
本作は映画への愛にも満ち満ちている。
本作は映画への愛にも満ち満ちている。
自分だったら、間違いなくそっちを選ぶぞ。