Moving Plants 渡邊耕一展＠資生堂ギャラリー 2018年1月20日（土）

日本国内の其処彼処に見られる植物「イタドリ」は
江戸時代後期に『シーボルト』がオランダに持ち帰ったコトにより
欧州はおろか米国にまでその版図を広げ、
今や生態系すら変えてしまう外来植物として
目の敵にされている。

本邦で言えば丁度、「セイタカアワダチソウ」の様なポジショニングだろうか。

駆逐するための施策は色々とられてはいるものの
目立った効果が上がっていないのも御同様。

本展はそんな「イタドリ」の足跡を
世界各地に追ったもの。

国内は勿論、おそらく海外で最初に根付いた土地であろう
「ライデン」更には海を渡って「ロンドン」「シアトル」と
その旅は続く。

いや実際は世界中のあらゆる場所に繁茂し
その行程は尽きることはないのだろう。

会期は～3月25日（日）まで。