封切り三日目。
この手の作品の常として
客層はかなり老齢に振れている。
客層はかなり老齢に振れている。

製作総指揮に『ブラッド・ピット』がクレジットさていることからも、
本作は〔それでも夜は明ける〕に連なる
アメリカに於ける黒人の、
加えて性的マイノリティの抱える問題をも
真正面から扱った作品と言うことが理解される。
本作は〔それでも夜は明ける〕に連なる
アメリカに於ける黒人の、
加えて性的マイノリティの抱える問題をも
真正面から扱った作品と言うことが理解される。
もっとも、本編での主要な登場人物は
ほぼほぼ黒人なので
彼自身が良心の体現として出演する幕はないのだけれど。
ほぼほぼ黒人なので
彼自身が良心の体現として出演する幕はないのだけれど。
また、彼の国での黒人が置かれている境遇は悲惨さに満ち満ちており
『シャロン』に何くれとなく目を掛けるヤクの売人は
実は彼の母にも麻薬を売っており、
その為に母親からネグレクトされてしまう圧倒的な矛盾。
『シャロン』に何くれとなく目を掛けるヤクの売人は
実は彼の母にも麻薬を売っており、
その為に母親からネグレクトされてしまう圧倒的な矛盾。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
観終わって初めて判るのだが、
そう言った社会的な問題提起の側面よりも、
実は本作の神髄は純愛映画だと言うコト。
そう言った社会的な問題提起の側面よりも、
実は本作の神髄は純愛映画だと言うコト。
LGBT故の生き難さは
イマイマでも変わらないし、
過去に於いてもそれは同様だろう。
イマイマでも変わらないし、
過去に於いてもそれは同様だろう。
やはり昨年の一件への反動ではないだろうか。