25人の作家たち＠佐藤美術館 2017年2月5日（日）

一般の入場料は600円だが招待券を頂いた。

「佐藤国際文化育英財団25周年記念奨学生選抜」との副題が冠されている。

訪問当日は１４時からトークイベントが予定され、
それに気づいたのがエレベーター前の貼り紙で、
こりゃ～いかん、とっとと観て廻らないと、と
押取り刀で二階で受付を済ませ五階に上がれば
最早三々五々人が集まって来ている。

あちゃ～、これじゃあ下の階も、そこそこ人が居るかも
との予感は的中、でも鑑賞が辛くなるほどじゃぁないのは
不幸中の幸い。

事前の予習無しに行ったものだから、
選抜者の名前を見て仰天する。
ＨＰからコピぺすると、ざっとこんな感じ。

01期 花澤洋太
02期 武部雅子
03期 海老洋
04期 小野月世
05期 吉岡俊直
06期 集治千晶
07期 吉賀あさみ
08期 奥村美佳
09期 神戸智行
10期 荒井経
11期 坂本藍子
12期 小木曽誠
13期 梶岡俊幸
14期 高島圭史
15期 龍口経太
16期 荒木亨子
17期 山本大貴
18期 川又聡
19期 榊貴美
20期 山田優アントニ
21期 吉田幸紘
22期 北川麻衣子
23期 玉井祥子
24期 谷原菜摘子
25期 菅澤薫

凄すぎる。も～好きな作家さんが目白押し。

上階から順に観て廻る。

五階は全員分の小品が纏まって置かれている。
制作年を確認すると、ほぼほぼが直近の2016年。
すると下階には昔の作品が並んでいるんだろうか・・・・。

しかし、四・三階も直近の作品がほとんど、
これには雀躍する。

なんとなれば随分と久方ぶりに観る作家さんが多いから。

例えば『龍口経太』の〔白虎〕。

彼の作風且つタイトルが掛け合わされれば
描かれている内容はおおよそ見当が付くけれど、
この組み合わせは想定もしていなかった。

艶めかしくもしなやかで美しい。

このセンで「四神」を全て描いて貰えないものか。

これを代表例としてずらりと並ぶ大作群は
見応えも十分。

招待券はあと一枚あるから、
会期中にもう一回行っちゃうかも。

会期は～3月5日（日）まで。