封切り七日目。
席数184の【SCREEN5】の入りは九割ほどと盛況。
「R15+」だけあって、客層は高齢に振れている。

エンドロールの一部で
事実を下敷きにした物語であることに触れられている。
事実を下敷きにした物語であることに触れられている。
子供を殺され云々のエピソードは、
困難な環境を生き抜くためのモチベーションを持たせ
よりドラマチックに見せる為の映画用の演出であるようだ。
困難な環境を生き抜くためのモチベーションを持たせ
よりドラマチックに見せる為の映画用の演出であるようだ。
本作での世界観は、我々が西部劇で見知っているそれとは
大きく様相を異にする。
大きく様相を異にする。
が、これこそが、より実相に近いのだろう。
誰が敵で誰が味方なのか。
加えて狼や灰色熊などの、人間をも襲う獣の存在。
苛酷な自然の描写も相俟って、
次々と手を変え品を変え降り掛かる試練の数々に
息つくいとまもないほど。
次々と手を変え品を変え降り掛かる試練の数々に
息つくいとまもないほど。
二時間半強の尺を存分に使い、
これでもかと『ディカプリオ』をいたぶりまくる。
これでもかと『ディカプリオ』をいたぶりまくる。
それも、その殆どが
実際の出来事の引用や若干の装飾を施しただけらしい
ってんだから凄すぎる。
実際の出来事の引用や若干の装飾を施しただけらしい
ってんだから凄すぎる。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
ただ一方で、復讐する側の理論と共に
される側の理屈も語られる。
される側の理屈も語られる。
それは、ある意味で筋が通ってしまっており、
その点に疑念を挟ませない為の
序盤での諍いのシーンの付加だったのだろう。
その点に疑念を挟ませない為の
序盤での諍いのシーンの付加だったのだろう。