第13回グラフィック「1_WALL」展＠ガーディアン・ガーデン 2015年10月3日（土）

本日が最初の週末。
自分が滞廊中の他の入場者は二人ほど。

ファイナリスト六名の作品が展示。

その中では『一乗ひかる』の〔Life Ribbon〕が良い感じ。

食べる側である人間、
食べられる側の動物や魚介類。

それらの消化器官がカラフルなリボンで形作られ、
そのモノの造形の中にらしく収まっている。

先ずは絵が達者。
さらっと描かれているようで、
軽い線で特徴を的確に捉えている。

次に選択しているリボンがベストマッチ。
色見本が、作品の貼られている前に設えられた卓に置かれているけど、
市販の既存品が「ミノ」「センマイ」等の名称を付けられると
それっぽく見えてしまうから不思議。

二つが相俟って、理科教室に在る人体模型ほど無機質ではなく、
ホルマリン漬けほど生々しくない、帳合いの良い表現になり秀逸。

公開審査は10月6日（火）なので
受賞は未確定。

会期は～10月22日（木）まで。