事前の予約制はなくなったもの、
入り口に立ち手指を消毒していると
係員さんが押取り刀でやって来て検温、その後に入館の運び。
比較的早い時間だったので先客もおらず、心おきなく拝見できるのは嬉しい。
館内に並んでいる作品はほぼほぼ青一色。
エッチングの様なテイストも
近寄って見れば線にはムラがあり、手描きなのが良く判る。
特に段ボールに描かれたものはそれが顕著。
素材は日常にありふれた文物。
ピンチハンガーとか透明なプラスチックの果物容器とか。
遊離はしないものの、かちっとした形で提示されると
昔の青焼きを見ているような不思議な気分にさせられる。
会期は~11月20日(金)まで。
たぶんご本人と思われる方がスタッフルームで係員さんと話されている時に、
消毒もしない検温もしないおじさんがふらっと入って来てしまう。
こりゃいかんと、這う這うの体で退散。
まぁそれまでに、十分に観ていたので、問題は無いのだが。