RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

CANBIRTH@銀座髙木ビル(旧有賀写真館ビル) 2020年1月26日(日)

その新聞記事を読んだのは、何時頃だったか。

取り壊し間近の建物をアーチストに開放し
そこで作品を作成或いは展示、さらにはそのものを作品化。

過去多くの場所で実施され、自分も何度か行ったことがある記憶。

本イベントはそのための資金をクラウドファンディングで調達。

birth-village.com

最終的な会期は~5月23日(土)までも、
イマイマの展示は~2月2日(日)まで。

それは兎も角、「高木ビル」ってどこよ、と
地番表示を頼りに調べると、なんと!
『ガーディアン・ガーデン』の近くじゃないか!!
または【銀座ウエスト】の並び。

 

f:id:jyn1:20200131072432j:plain

そうそう、このビルね。

f:id:jyn1:20200131072446j:plain

前には立て看板。


づかづかと入って行くと、係の人が寄って来て
「アーチストも方ですか?」って、いやいや、いくら奇天烈な恰好してるからって
それはないでしょ~。

「一般人です」と胸を張ると、丁寧に館内の案内をしてくれる。

共通のフロアー構成はこちらで

f:id:jyn1:20200131072458j:plain


本展についてはこのような編成

f:id:jyn1:20200131072502j:plain


エレベーターで最上階に上がり、
階段を伝って降りながら順に観て回る。

基本撮影可で、#をつけてのSNS投稿が推奨されている。

f:id:jyn1:20200131072451j:plain

ところで下の方に置いてある
飲みさしのペットボトルも作品ですかい(笑)

プライスの付いた作品もあり、
幾つかには赤丸シール。

壁面や床面は勿論、天井・扉の表裏・トイレや台所・
洗面所の中にも展示はあるので、見逃さないよう注意しないと。

作品は勿論、興味深かったのは普段立ち入ることができない
建物の非常階段や、装飾が剥ぎ取られ生の姿を晒した銀座のビルの在り様。

特に地階はそれがひしひしと感じられる。

それにしても、表示より、実際は下の階もある様だし
壁には別の場所への入り口もぽっかり空いていて、
探検心をかき立てられるなぁ。