#イラストレーション
このタイトルは何事と、一瞬訝ってしまうけど、 並んでいる作品を見ればぴたりと判る。 作者は漫画家にしてイラストレーター。 そのテイストは誰もがたぶん一度は目にしたことがあると思われ。 漫画の原画と共に、 ロックの雑誌の表紙、あるいはCDのジャケ…
装丁家の『平野甲賀』が「晶文社」で手掛けた装丁本を中心に 地階には数百冊がずらりと並ぶ。 中には自分が持っている本も何冊が混ざっている。 例えば『小林信彦』による 〔日本の喜劇人〕〔世界の喜劇人〕。 出版社は「新潮社」だけど。 自宅に戻り念のた…
『マリメッコ』=フィンランド発のデザインハウス、は 以前勉強したこと。 本展はその中から 『パーヴォ・ハロネン/マイヤ・ロウエカリ/アイノ=マイヤ・メッツォラ』 の三名をピックアップ、「日本」をテーマにした作品を展開する。 並んでいるのは何れもカ…
黄色いディスプレィが目にも鮮やか。 タイトルも「?」だが 入場してみればなんのことはない アートディレクター『北川一成』の作品が並ぶ。 で、ちょっと異色なのは 入って直ぐのスペースが物品の販売所になっていること。 彼がコンセプトやデザインを仕掛…
『髙田唯』のアートグラフィック展。 こうして過去の作品を並べられると、 ああ目にしたコトあるある、あれもこれも、と 記憶が蘇って来る。 それほどに、イマドキな作家さん だと言う理由だ。 一方で「東京造形大学」でも教鞭を執っており、 その教室内で学…
一般の入場料は100円だが、新聞掲載の割引券を提示し 50円での入場。 さすがの人気物件だけあり、場内はかなりの入り。 加えて三連休の最終日と言うこともあろうか お子連れの家族の割合が高し。 ただでさえ引っ越し前よりも狭くなった会場を 更に二つの展示…
毎年恒例、「東京イラストレーターズ・ソサエティ」協賛企画。 今年のお題は「東京(都の)東(エリア)」と かなりざっくりとしたもの。 所謂「下町」を意識しているんだろけど その版図には「中央区」あたりまでもが入っているので そうなのかなぁ、と 疑…
こ~ゆ~コトがあるから、 日頃からの情報収集とできるだけ足を延ばすのが大事、との 典型例。 移動の中途でふらりと赴いた標題ギャラリー。 望外の展示にぶち当たる。 しかも本日が初日。 特別制作されたトランプと その原画の即売会。 題材は〔浦島太郎、…
サブタイトルに「Apeloiggg Tokyo」と冠されている フランス人デザイナーの展覧会。 ポスターが主体だが映像作品も。 ポスターの中には同地で開催された『大江健三郎』にちなむものも あったりする。 しかしそのデザイン類を総覧しての感想は 随分とリズム感…
そのタイトルからは 〔有無ヴェルト〕=『ウンベルト・エーコ』のもじり? と、勝手に考えていたら、どうやら 「umwelt(ウムヴェルト)」=「環世界」との 立派な単語が有るらしい。 ドットが強調された作品群は 角度によって見え方や色が変ったりと なかな…
二つの会場を使用し開催されているのは ここ数年の恒例だけど、ギャラリー毎に会期が異なっているのは 珍しいかも。 【G8】は~7月29日(土)まで。 【ggg】は~7月25日(火)まで。 例によって、昨年から本年前半にかけて 世間を賑わした広告関連を総…
そう言えば、ホールに展示されているオブジェは 彼の作品だったな、と 改めて思う。 メインの催しは有料だけど 本展は【アートギャラリー3】での無料展示。 それでもポスターだけ三十点も並べられると 見応えは相当のもの。 中には未見の作品もあり、なまじ…
何れにしろ、「G8」や「ggg」で ”ADC展”は観る予定。 こちらの方は一作家あたりの作品数は少ないので 醍醐味には欠けるものの、絶対量があるので、包含関係になり 多くを楽しめる良さがある。 訪問したのは週末とは言え、初日から二週間強が過ぎてい…
「新人賞」と書かれてはいるけれど、 中には「KITTE」のポスター等も展示されており、 これってもう4年以上前の作品だよねぇ、と 独りごちる。 まぁ、39歳以下のシバリだそうなので 要はタイミングの問題かな。 『三澤遥』による〔waterscape〕の実…
即売会を兼ねた展示会。 会期は~5月30日(火)まで。 会期最後の週末ということもあろう 会場内はそこそこの入り。 しかし、赤丸シールが貼付されているのは ほんの数点。 写真ありポスターあり、或いはミュージシャン自身のアートワークありで かなり賑やか…
展示されている数多の作品の中で 先ず目に留まるのは〔シンメトリカル・シリーズ〕と題された モノアイのそれ。 顔面と思しきヒトの頭部の中央には 大きな眼が一つだけ。 「ジオン公国」の「ザク」や「ドム」を彷彿とさせるけど、 勿論、こちらの方が遥かに…
「髙橋春人の仕事」との副題も併せて、 作者が昭和期に描いたポスターの展覧会。 会期は~5月7日(日)まで。 作者の業績を一覧できる流れになってはいるものの やはり公共系のポスターが多いのは場所柄のご愛敬か。 幾つかの作品、例えば「赤い羽根の共同募…
やはりこの時期恒例の”TDC展”。 場内は何時ものことながら、かなりの混雑。 グランプリ受賞の 『Jonathan Barnbrook』による〔David Bowie Blackstar Cover Design〕にも 時節柄当然目が行ったけど、 一番の拾いモノは 『大坪メイ』の〔記憶のステッチ〕…
「ggg」でもお馴染み、 『レイモン・サヴィニャック』の作品展。 本日が最初の週末。 客の入りはぱらぱらと言ったところ。 並んでいるのは、 オフセット/リトグラフ/原画。 即売会を兼ねているので、 幾つかの作品には赤丸シール。 金額は夫々、数万→十…
タイトルにある「ミントデザインズ」は 日本人の男女により2001年に創設されたデザイン会社の由で、 本展に並んでいるのは 服は勿論のコト 制作や試行の過程が判る数々のモノ。 ただ自分の様に、あまり想いいれの無い人間にとっては やや取っ付き難い内容で…
〔嘔吐〕と言えば『サルトル』だけど 此処ではあくまでも「IN&OUT」のもじり 或いは呑み過ぎれば、当然の帰結としてゲロっちゃう、 程度の使われ方で、其処までの深い意味は無さそう。 場内はそこそこの人で賑わっており、 外人さんの姿が多いのも最近…
「初の個展」と書かれている。 プロフィールを見ると『SME』に在籍とある。 その頃の作品として〔I.Q〕が挙げられており あ~、今でも持ってる、これ。 ハマって随分とやり込んだかも。 それ以外にも『明和電機』のグラフィック、 或いは『松山市立子規…
丁度自分の訪問時には 「ギャラリーツアー」が開催されていて 多くのお客さんはその周辺にかたまっており、 それ以外のスペースはかなり空き空き。 なので、来場者数の割りには ゆったりと鑑賞できた。 それにしても、モノを知らないってのは 恐ろしいことで…
「170人のクリエイターと有田の窯元がつくる熊本天草陶石の磁器展」 との副題からも判るように、熊本地震の復興支援為のチャリティー企画。 絵を引き立たせるためか、カップに取っ手は付いていないけれど 一個2,100円で販売されている。 両館を観て廻っ…
「武蔵野美術大学」の主催による。 過去五十年の同大デザイン学科卒業生を中心に 各年一人、計五十名を選出、その代表的なデザインを提示することで その間を振り返ろうと言うもの。 一つデザインだけに留まらず、トータル的なCIであったり、 或いはアート…
特に何も考えずに、次の催事に切り替わったから、と 足を向ければ、1Fのエレベータ前から、既に凄いことになっている。 3Fで降りれば、更にそれは激しくて、 しかも来場者の99%は女性という 甚だしい偏りかた。 あらためてHP上の告知を確認すると …
これは面白い。そして幾ら長居しても見飽きない。 本日二日目。会場内は多くの人で賑わっているが 何時にも増して外人さんの比率が高い。 意識してのことだろう、英語のキャプションも添えられているけれど、 そんなことよりもタイトルと作品を観るだけで十…
恒例の「東京イラストレーターズ・ソサエティ」協賛による展覧会。 今回のお題は『漱石』。 サブタイトルも「百年後ノ吾輩、こゝろ、それから……」。 没後百年の企画なのね。 題材で一番多いのは『漱石』その人自身だけど、 〔吾輩は猫である〕〔坊っちゃん〕…
本日最終日。 これや これの 集大成となる展示は スペースがゆったりとられており、且つ来場者もさほど多くないでの ココロに余裕をもって鑑賞できる。 「カロリーメイト 見せてやれ、底力。」を再度観たくてやって来た。 ちょっと話の方向は変わるけど、 こ…
毎年恒例の企画。 ここと ここで 紹介された作品を総覧できる。 装飾をすっぱりと排して 作品だけをぽ~んと並べる手法も ある意味好ましい。 ではあるけれど、 『亀の子束子』の〔亀の子スポンジ〕のキャプションには 「タワシ店の商品のパッケージ」に類し…