会期が6月1日(金)~10日(日)とひじょうに短い。
そのせいだろうか、平日の昼下がりというのに
三々五々の来場者。
三々五々の来場者。
客層は女性の比率が高い。
西洋彫刻を撮影し、それを石やガラスに焼き付けた作品が
ずらりと並ぶ。
ずらりと並ぶ。
硬質なものを写し、硬質な素材に転写しているのに
そこから受ける印象はとっても軟らか。
そこから受ける印象はとっても軟らか。
大理石のすべっとした感触が
そのまま綺麗に写し取られている。
そのまま綺麗に写し取られている。
それともう一つ思ったのは、
会場内で流されているVの中で作者がいみじくも語っている内容。
会場内で流されているVの中で作者がいみじくも語っている内容。
風雪雨や寒暖の差、等の自然要件以外にも
人の視線が対象を滑らかにしているんじゃ、との
ちょっと現実からは遊離した考え。
人の視線が対象を滑らかにしているんじゃ、との
ちょっと現実からは遊離した考え。
でも公衆の前に晒されることで
人の人相さえ変わるのだから、
物体が削がれても不思議じゃない、と
思ったりもするのだ。
人の人相さえ変わるのだから、
物体が削がれても不思議じゃない、と
思ったりもするのだ。