RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

パシフィック・リム:アップライジング@TOHOシネマズ日比谷 2018年4月14日(土)

先月末オープンの【東京ミッドタウン日比谷】に向かう。
複数本観るのに時間の兼ね合わせが一番良かったので。

が、予想通り、エントランスから凄い混雑。

標題館のある四階に辿り着くまでが一苦労。
各フロアを回遊するようにエスカレーターが設置されているので
どうしても滞留してしまう。


が、一転、劇場のあるスペースはかなりの解放感。
天井も高いし。

会場を知らせるディスプレイも設置されており
イメージ 1

使い勝手の良さはなかなかのもの。

イメージ 2

あ、でも唯一不満に思ったのはこれかな。
ここで何が上映されているのかとんと判らん。
要、改善と思う。


おっと閑話休題


表題作は封切り二日目。

席数122の【SCREEN8】は満員の盛況。

ってゆ~か、本日の当該館、全ての作品の全ての回が
ほぼ満員っぽい。


10年前の戦いで「イェーガー」の活躍により
「怪獣」を海底の裂け目に封じ込めた人類に、
今再び新たな脅威が迫る。


その「怪獣」との単語、
てっきり最近の造語かと思っていたら
随分と昔から使われていたのね。

自分にとっては〔ウルトラQ〕が
それを耳にしたした最初だったのだが・・・・。

「怪獣」との表現が、世界的な共通言語になった前作では、
日本人にとっては驚きの欠片もない
過去のロボットアニメをミックスした巨大ロボの有り様も
オタクではない海外の人には斬新だったのだろうな、と
改めて思う。


その続編である本作では、
「怪獣」の登場パターンからして前作とは意図的に違え
三人乗りの、或いは無人の「イェーガー」等のバリエーションを展開。

更には謎の「イェーガー」の出現と
外連味と仕掛けはたっぷりと詰まっている。


が、幾つものエピソードは
どこかで見聞きしたものを継ぎ接ぎした感じで
あまり目新しさはない。

家族のトラウマを乗り越えて戦いに赴く二人の主人公からしてそうだから。
その背景についても語られはするものの
あまり深みはない。


戦いのシーンも、迫力は相当ながら既視感に溢れるシーンが多く
あまり斬新さはないなぁ。


評価は、☆五点満点で☆☆☆★。


それにしても、制作に「レジェンダリー・ピクチャーズ」が入っているせいか
本作でも中国人が随分と活躍する。


「怪獣」の本家である日本に至っては、戦いの場として東京が
破壊しつくされるされるくらいか。

また、国のシンボルである富士山も重要な役割を果たすわけだが、
オタクの監督にとっては構想・撮影・編集と
全てがさぞかし楽しい時間であったろう。