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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

「Seize the Uncertain Day - ふたしかなその日」展@東京藝術大学美術館 陳列館 2017年3月18日(土)

本日初日。

わりと地味な部類の展覧会にしては、
会場内はそこそこの人の入り。

もっとも、何を勘違いしているのか、
パシャパシャとシャッターの音を頻繁にさせ、
写メを撮りまくる、オジサンの所業には
正直、むっとしてしまうけど。


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標題館には珍しい、かなりコンセプチュアルな展覧会。
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻」主催とは
うたわれているけれど、
一階は〔Section 1: 夜 閃光とゆらめき〕として
モノクロームの写真や映像で綴られた世界を、
階段部では〔Section2:断層〕として、極めて日常的な世界を
二階は〔Section3:朝-昼 円環と覚醒〕として、更に明るい陽の下での世界を
夫々観ることになる。

各々の世界を構成しているのは
荒木経惟』や『森山大道』の
或いは『川内倫子』や『川久保ジョイ』の作品で
多くは他の何処かで触れたコトがあるモノ。

しかし、この様なカタチでキュレーションされると、
本来の要素とは、また違った意味合いを
持たされるようにも見える。