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近代日本の洋画 展@講談社野間記念館 2015年7月18日(土)

一般の入場料は500円だが招待券を頂いた。
会期は~20日(月)までと
もう直ぐ終了。

それが為だろうか、場内は
かなりの入りになっている。

不人気案件だと(勝手に)思っていたのに加え、
当日は昼頃から突然の雨、にもかかわらずのこの状況は
ちょっと意外だった。


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入館前に思っていたのは、お得意の「色紙」のコーナーを
どのように展示するか。

流石に「洋画」だと
苦しいんじゃないか?

で、実際のところは「そう来たか」。

雑誌『キング』『婦人倶楽部』の表紙絵や挿絵の原画が並んでいる。
勿論、色紙もあるんだけど、そんなには力が入っていない。

寧ろ表紙絵の方に当代の画家の名前が並んでいることに
驚かされる。
藤島武二』でしょ『岡田三郎助』でしょ、
枚挙にいとまがない。

ただ、それとは別に描かれた作品と比べると、やや
ぼうとした印象になってはしまうんだが・・・・。


また一つのコーナーで
『明治大帝』『明治大正昭和大絵巻』の原画も展示されているけど、
セレクションの基準が良く判らず
《松本訓導の殉職》って、何故これが選ばれているのか、とか
何のハナシなのかさっぱりで、
全体的にふやけた展示の感は否めないなぁ。