出展は
264 片貝葉月
265 新宅睦仁
266 染谷浩司
の三名。
264 片貝葉月
265 新宅睦仁
266 染谷浩司
の三名。
夫々が特色があり、随分と面白い作品が揃っている。
先ずは『片貝葉月』。
一体、何の役に立つんだ、と
嘆息してしまうお馬鹿な発明?、いや装置が
所狭しと並んでいる。
嘆息してしまうお馬鹿な発明?、いや装置が
所狭しと並んでいる。
〔なみだ流し機〕とか〔爪噛み機〕とか。
悲しかったり、いらいらした時の反応や所作を
人為的に再現するものだろうけど、
それにしてもアイディアが斬新過ぎる。
人為的に再現するものだろうけど、
それにしてもアイディアが斬新過ぎる。
全体のタイトルは〔現代実用私的装置展覧会〕。
『新宅睦仁』の作品は〔コンビニ弁当の山-Time is money.」〕。
30cm四方のタイルにも似たパネルに
弁当らしきものが描かれ、数十枚を組み合わせることで
大きな山のカタチになる。
弁当らしきものが描かれ、数十枚を組み合わせることで
大きな山のカタチになる。
でも実際は、それが崩れ落ちる様に配置され、
更には一枚ごとのパネルには時計の針が填め込まれ
各々が異なる時を刻んでいる。
更には一枚ごとのパネルには時計の針が填め込まれ
各々が異なる時を刻んでいる。
設定された期間内に購入されなければ
それらの弁当は全て廃棄処分となり、
各々に残された時間を刻々と表示している様に見える。
それらの弁当は全て廃棄処分となり、
各々に残された時間を刻々と表示している様に見える。
『染谷浩司』の〔収穫祭〕。
随分と異なる技法やモチーフの作品が
数多並んでいる。
数多並んでいる。
タイトルから勘案すると、作者が過去生み出した作品の
遍歴とも取れる。
遍歴とも取れる。
そのまま作風の変化、と言うことだろうか。
でも、この人、『藝大』だよね。
絵画棟の中を描いた作品もあるし、
中には『森洋史』の作風のような一枚もある。
中には『森洋史』の作風のような一枚もある。
2016年の〔Emerging〕も
来月から始まる「第6期」が最終。
来月から始まる「第6期」が最終。
どんな作品が展開されるんだろ?