「ソニーワールドフォトグラフィーアワード企画写真展」と書かれている。
タイトルは”The Right To Play” 。
写っているのは
制服を着た黒人の少女たち。
学校と教室で
笑顔や凛としたすまし顔、
時として楽しそうに戯れたりもする。
が、彼女等の境遇や環境を知れば
暗澹とした気分になるのは否めない。
取り巻くのは
貧困や暴力、理不尽な因習。
報道から常々耳目にする通り。
そうした事実を踏まえ、
改めて写真に向き合えば、
制服のほつれや擦り切れ、
靴下も左右不揃いだったり、と
見えてなかった点が目に入るように。
それでも、学びを得ることで、
少女たちの将来に明るい光が射すことを願わずにはいられない。
併せて、そうした理不尽な環境が
世界から一掃されんことも。
会期は~11月14日(木) まで。