何週か前の「NHK 歴史探偵」は江戸時代の「旅」を取り上げていた。
本展で並べられているのは、
まさしくその時に紹介された旅の小物や
その様子の数々。
タイトルは400年の長きを示しているものの、
展示内容は幕末~明治維新期に収斂しているので、
余計にシンクロの度合いも高くなっている。
企画展は【三階】の半分のスペースのみを使用するのが通常なのに、
今回は常設展の部分にもはみ出して
『明治天皇』が玉川を渡った時の〔舟はしの図〕や
六郷の渡し賃の高札も置かれている。
会期は~11月26日(日)まで。
江戸時代の旅は
『金森敦子』による〔きよのさんと歩く江戸六百里〕を、
「御師」については
『小倉美惠子』による〔オオカミの護符〕を読むと
より理解が深まるのだが・・・・。