シリーズ”定点観測者としての通信社”、今年のお題は
「東京オリンピック」と実にカレント。
NHKの大河ドラマ〔いだてん〕でも取り上げられた世界観が
本展でも繰り広げられる。
もっとも主軸こそは「オリンピック」なものの、
並んでいる写真の半数ほどは世相を表すもの。
開会式までは年の初めから三百日近くあったのだから、
その間の、特に建築物の変化はいか程のものだったか。
代表例として、まま取り上げられる
高速が頭上を覆っていない日本橋、とか。
また往時とイマイマの写真を並べて比較する試みも面白くて。
新幹線であたり銀座であったりと六十年近く経てばの変化は
凄まじいものがあるなと感慨。
会期は~12月25日(水)まで。
移動のついでにふらっと立ち寄れる立地が有り難い。