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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

「もの・かたり」-手繰りよせることばを超えて-@ヒルサイドフォーラム 2019年3月9日(土)

タイトルからは想像できないけど
東京造形大学 絵画専攻」出身の作家を中心にした展覧会なのね。

創立五十周年記念行事の一環。

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見える化プロジェクト」とも記されている。

計七名の作品が並べられ、入り口直ぐの場所に展示された
『原田郁』の平面が面白い。


建物の構造とも上手くマッチし、
画自体がそこから全く別の空間に行ける様な錯視感。

ちょっと「どこでもドア」を想起してしまったぞ。


中ほどに在る『菊池遼』の作品は、離れて観ると
古来からの山水画のようだが近寄って見れば
直径5㎜ほどのドットが整然と並び、まるっきり異なる景色に見えてしまう。

素材もインターネット空間をクロールして持ってきたものらしく、
印象とは裏腹のデジタルさに笑っちゃう。



来場者は過少も、無料配布のリーフレットも豪華で
かなりチカラが入っているのは間違いなし。