本日初日。
それでも
席数212の【SCREEN11】の入りは九割ほどと盛況。
席数212の【SCREEN11】の入りは九割ほどと盛況。
自分を含め、似た様な環境に所属する者にとっては
身につまされる事柄ばかりが頻出して胸糞が悪くなること間違いなし。
身につまされる事柄ばかりが頻出して胸糞が悪くなること間違いなし。
新しいことをしようとすると阻害されるし、
正論を吐けば邪魔者扱いされるし、って?
正論を吐けば邪魔者扱いされるし、って?
原作未読なので、タイトルを目にした時には「?」だったものの
冒頭のシーン以降、形勢が動く会議(らしい)場面が七つあるのだなと
勝手に検討を付ける。
冒頭のシーン以降、形勢が動く会議(らしい)場面が七つあるのだなと
勝手に検討を付ける。
実際、大小を含め、人々が社内で鳩首する幾つかの場面が
大きな鍵になっているよう。
大きな鍵になっているよう。
脚本も練られているし場面の繋ぎもスムース。
オマケに後々の伏線迄もちゃんと張られている。
オマケに後々の伏線迄もちゃんと張られている。
ただ一つ、主人公がまるっきり感情移入できない造形であることに首を傾げる。
にもかかわらず、不思議なコトに彼に関わった人達が次々と配転されて行く。
そして次第に、『八角』の真意とホントの人格が浮かび上がる。
日本の会社にありがちな(おっと最近では官僚組織により顕著かも)、
連綿と続く隠蔽体質が、もうやめて~と叫んでしまうくらい露出する。
連綿と続く隠蔽体質が、もうやめて~と叫んでしまうくらい露出する。
そして徒な希望すら持たせずに、
悪の要素で最後まで押し切ってしまう流れの部分に関しても
なかなか振り切った評価できる姿勢。
悪の要素で最後まで押し切ってしまう流れの部分に関しても
なかなか振り切った評価できる姿勢。
一方で、映像のテクニックに凝るあまり、
先々のネタ割れが読めてしまうシーンが複数あることは
ちょっとだけ残念。
先々のネタ割れが読めてしまうシーンが複数あることは
ちょっとだけ残念。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
それにしても
暑苦しいまでの演技合戦に
観ているほうもたじたじとなる。
暑苦しいまでの演技合戦に
観ているほうもたじたじとなる。
顔がど~~んとアップになる度に
役者の表情筋がもりもりと躍動する。
役者の表情筋がもりもりと躍動する。
ほんのちょいの出演までもが充実の配役で
制作サイドの掛ける思いの強さが伝わって来る。
制作サイドの掛ける思いの強さが伝わって来る。