封切り四日目。
席数155の【シアター1】の入りは九割ほど。
冒頭、お馴染みの「フォックスファンファーレ」と共に
「20世紀フォックス]のロゴが流される。
が、これは数十年前の仕様のもの。
「20世紀フォックス]のロゴが流される。
が、これは数十年前の仕様のもの。
その後、画面は白黒になり直近の仕様のものが再度流される。
〔シン・ゴジラ〕でも使われた手法だけれど
最近の〔アーティスト〕や〔ラ・ラ・ランド〕でも顕わになった
〔ウエスト・サイド物語〕で変にねじ曲がってしまった{ミュージカル}を
昔の古き良きものへと引き戻そうとする決意の現われと
勝手にここでは解釈してしまおう。
最近の〔アーティスト〕や〔ラ・ラ・ランド〕でも顕わになった
〔ウエスト・サイド物語〕で変にねじ曲がってしまった{ミュージカル}を
昔の古き良きものへと引き戻そうとする決意の現われと
勝手にここでは解釈してしまおう。

映画の舞台となるサーカス自体については
65年も前に〔地上最大のショウ〕として映画化されている。
65年も前に〔地上最大のショウ〕として映画化されている。
実際は相当に胡散臭そうな人物だけど
此処ではフリークスや肌の色の違いを気にせず接する
偏見の無い人間として描かれている。
此処ではフリークスや肌の色の違いを気にせず接する
偏見の無い人間として描かれている。
もっともそうでないと{ミュージカル}は成立しない。
またそうでなければ、彼が真正の価値に気付くことにはならないだろうし。
それでもやはり彼は、自分の創ったサーカスに
そして家族に戻って来る。
そして家族に戻って来る。
お決まりのストーリー展開ではあるけれど
その陳腐さを凌駕するほど、本作での楽曲は素晴らしい。
その陳腐さを凌駕するほど、本作での楽曲は素晴らしい。
ただ一方で、ダンスシーンは相当に不満。
カットを割り過ぎてダイナミックスさに欠け過ぎ。
カットを割り過ぎてダイナミックスさに欠け過ぎ。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
「みんなちがって、みんないい」。