RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

半 肆半@スパイラルガーデン 2016年6月5日(日)

「はん しはん」と読むらしい。

語感からはお馴染みの”巧術”の流れとも取れるが、
サブタイトルに
「池内美術伍拾周年 レントゲンヴェルケ廿伍周年記念合同展」
とあるように、前身の古美術店からの逸品も併せての合同展。


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現代美術では
石黒賢一郎』『平林貴宏』『山本タカト』『牧田愛』
と言った、お馴染みの名前が並ぶ。

石黒賢一郎』の作品を観るのは随分と久し振り、
『平林貴宏』の作品はモチーフも表現も随分と変容している感触、
『牧田愛』の作品は平面上に三次元が表現されてるし。


で、古美術の方も凄い。

【アトリウム】の中に茶席が設えられ、
茶碗・茶杓・茶釜・書、等の何れも名品が並ぶ。

本来ならケースの中に納まるべき品だと思うけど、
こんな無防備な場所にぽんと置かれていいんかいと
他人事ながら心配になる。
勿論、監視の人は付いているにせよ。


点数自体は多くはないけれど、
観応えは十分。