シリーズ・映像のクリエイティビティ／川崎の美術 2016年6月4日（土）

前者は”ナム・ジュン・パイクとシゲコ・クボタ”
副題が「―折元立身が70年代ニューヨークで出会ったアーティストたち」として
企画展の関連展示。

【アートギャラリー１】でビデオ作品が四点。

７０年代の作品と言うこともあり、何ともサイケな映像。
幾つかのシーンは『モンティ・パイソン』を彷彿とさせるナンセンスさ。

或いは〔ライトスタッフ〕の一シーンにも有った
裸の女性が大きな二つの羽扇を使いながら裸身を上手に隠して踊る
等のコラージュをしながら
『ジョン・ケージ』の〔4分33秒〕が流され（？）たりと
見ていて飽きないのは確か。

『水前寺清子』による「ペプシコーラ」（「Ｃ.Ｃ.レモン」ではない。
でもそっくり）のＣＭも取り入れられ、一瞬ぎょっとするけど。

後者は”樋口正一郎・井川惺亮展”

【アートギャラリー２・３】を使用。

『井川惺亮』の作品は4月10日に同ギャラリー内で
子供を集めて行われたワークショップでの成果物が中心。
さぞかしい楽しいインスタレーションだったろう。

『樋口正一郎』の作品は平面なのに立体を、
更にはややウィットの効いたタイトルから宇宙観を意識させる。

何れも無料の展覧会で
会期は～7月24日（日）まで。