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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

鳥の楽園-多彩,多様な美の表現@三の丸尚蔵館 2015年5月5日(火)

会期は、前・中・後期に分かれ、
前期は終了、
中期は~5月17日(日)まで
後期の予定は5月23日(土)~6月21日(日)。

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館内は常の休日よりも更に混雑し、
特に外国人観光客の姿が目に付く。

こういった類の日本文化に興味のある人は少数のようで、
多くは場内をさらっと一回りし、出て行ってしまう。


比較的新しい世代の、標題館が所有する
鳥をモチーフにした作品で溢れている。
中には「マイセン」や「バチカンモザイク製作所」といった工房によるものもあるんだが、
高村光雲』の〔矮鶏置物〕は羽のふわっとした感じや、ピンと立った感じの表現が素晴らしく
とても木製とは思えないような表現の仔細はさすが。

『堂本印象』の〔霊峰飛鶴〕は何処か他所でも観た記憶があるんだけど
当該館の所有だったのね。
軸がすっと伸び、透き通るほど美しい羽根の描写には
改めて惚れ惚れとしてしまう。


後期には『竹内栖鳳』や『横山大観』の作品も出展するらしく
さきざき楽しみだ。